報徳学園水泳部　トレーナー活動　Photo,Comment ■コメント 水泳選手の場合、よく傷める箇所にインナーマッスル（腱板筋群）の炎症があります。 その原因として上腕骨骨頭と肩峰に衝突する動作の繰り返しによって起こりますが、 私には、これだけが原因とは言えないように思います。 選手を治療していると、みなさん背中が猫背になられています。 背中が前に曲がってくると肩関節が内旋といって内側に入り込んできます。 肩の動きが非常に悪くなります。 その肩関節で無理に肩を動かすためにインナーマッスルを痛め易くなると考えられます。 では何故猫背になるのでしょうか？ みなさんの腹部を触ると、とくに臍から下の下腹部が“カンカン”に硬くなっています。 血行不良を起こしています。 そうすれば体が下腹部に血流を流そうとし、体を丸くしていきます。 その結果猫背になってしまいます。 では次に、下腹部が何故“カンカン”に硬くなるのでしょうか？ みなさん毎日、かなりの練習をされていると思います。 長時間水の中で練習することにより体を冷やします。 その時に一番先に血流障害を受けるのは、手、足の末梢です。 手足の末梢を冷やせば、内臓とくに下腹部に血流障害が必ず起こります。 以上の事が常に水泳選手に負担がかかり、背中が丸くなってくる原因と考えます。 私の治療はインナーマッスルを傷めても、上記していることを意識して治療を施します。 内臓の血液循環を良好にし、手、足の末梢にしっかり血液を流します。 肩関節だけを治療、リハビリをしていても、私にはあまり効果はないように思えます。 トレーナー活動のお申し込み、お問合せ先 ラグビー治療院 0797-22-2375 info@ashiya-rolling.com